どーも、p`o`chittoです( ̄▽ ̄)♪
先日、同じ就活支援を受けていた友人から
こんな話がありました。
社会人の知り合い
こないださ~、会社から言われて
ITパスポートって資格取ったんだよね。
君、IT企業だったよね?
君もITパスポート取ったの?
結論から言うと、私はIT企業でエンジニアとして働いていますが、
私はITパスポートは勉強したこともないし、
勉強してねと上司に言われたこともありません。
企業によって取り入れるところとそうでないところがあるようですが、
ITパスポートってそもそもどんな試験なのでしょうか?
本日は、
- ITパスポートの試験内容と難易度は?
- ITパスポート合格するのに必要な勉強時間は?
について、お伝えしていきますね!
ITパスポートの試験内容と難易度は?

ITパスポートってそもそもどんな資格?
ITパスポートは、数ある情報処理技術者試験のうちの一つで、
国家資格です。
IT化が進む現代社会で、効率よくかつ正しくIT技術を活用するための知識を
身に着けることができます。
ズバリITパスポートの難易度って高いの?
ITパスポートは、情報処理技術者試験の中でも難易度が低く、
IT業界ではない企業でも、新入社員研修で取り入れられる企業や
大学などの教育機関で特定の科目単位を取得すれば、
試験の一部免除を受けられるなど、積極的に取り入れているところが多く
今後ますます加速化するIT社会を見据えて、
人材育成として活用する事例が増えているようです。
なぜIT企業なのに、ITパスポートを取らないのか?
ITパスポートは、IT初心者向けの資格のため、
IT企業でのエンジニアとしての就活をするなら強みには欠けます。
どちらかというと、IT企業はITパスポートよりも基本情報技術者試験を
受けるように言われるところが多いと思います。
もちろんITパスポートの価値は決して低くなく、
れっきとした国家資格なので
一般的な企業としては十分「ITの知識はあるんだね!」と
評価してもらえます。
どんなことが出題されるの?
出題範囲は3分野 合計100問
ITパスポートは100問中92問で実質の評価がなされ、
残り8問はITパスポートの今後の試験のための評価テストで、
合否には関係していません。
ITパスポートは次の3分野から出題されます。
- ストラテジ系
- マネジメント系
- テクノロジ系
ストラテジ系 ー 出題35問程度
合格ライン300点以上/1,000点
- 企業と法務(企業活動、法務)
- 経営戦略(経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、
ビジネスインダストリ) - システム戦略(システム戦略、システム企画)
マネジメント系ー 出題20問程度
合格ライン300点以上/1,000点
- 開発技術(システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術)
- プロジェクトマネジメント(プロジェクトマネジメント)
- サービスマネジメント(サービスマネジメント、システム監査)
テクノロジ系ー 出題45問程度
合格ライン300点以上/1,000点
- 基礎理論(基礎理論、アルゴリズムとプログラミング)
- コンピュータシステム(コンピュータ構成要素、システム構成要素
ソフトウェア、ハードウェア) - 技術要素(ヒューマンインタフェース、マルチメディア、データベース
ネットワーク、セキュリティ)
合格基準点は 合計600点以上 かつ各テストが300点以上
ITパスポートの合格基準は、合計600点以上/3,000点で、
且つそれぞれの分野で300点以上取ることが必須となります。
例えば合計点数が1000点でも、2科目は500点で
3科目は0点であれば不合格ということになります。
合計合格基準点を900点以上ではなく、600点以上としているのは、
科目免除者は2科目受験のためです。
2021年4月からITパスポートの出題項目が増える?
2021年の4月から、ITパスポートの試験範囲に一部変更点があります。
分野別に紹介しますね!
ストラテジ系の変更点
- 企業活動の分類
- 社会におけるIT利活用の動向の追加
- 図表及びグラフによるデータ可視化の追加
- データ(ビッグデータを含む)を利活用した業務改善や問題解決の追加
- 経営戦略の分類
- 図表やグラフによるデータ可視化が企業活動の分類に移動
- AIの活用目的やその領域、活用する上での留意事項が追加
- AIの基本的な考え方がテクノロジ系の基礎理論へ移動
マネジメント系の変更点
マネジメント系の変更点はありません。
テクノロジ系の変更点
- 基礎理論の分類
- 数値計算や数値解析の基本的な考え方が追加
- AIの技術についての基本的な考え方が追加
- 技術要素の分類
- データベース設計やデータモデルの考え方の追加
- データベースからのデータ抽出手順や方法の追加
- データベースの同時実行制御、障害回復、トランザクションの考え方を追加
ITパスポート合格するのに必要な勉強時間は?

受験者が勉強前にどれだけ技術を身につけているかによりますが、
ITパスポートに必要な学習時間は、基本100時間ほどのようですが、
合格者の中には学習期間が2週間の方もいらっしゃるようです。
また、パソコンやITの知識に自信がない方は、
180時間〜200時間必要とも言われています。
過去問を見たところ、以下のように出題されるようです。
【過去問】
Q:次の説明が指し示す用語名は何か?
●群衆(Crowd)と資金調達(Funding)という言葉を組み合わせた造語で、インターネットを通じて不特定多数の賛同者から資金を集める仕組みのこと。起業家やクリエイターが活動資金を調達する場として注目されている。
A:クラウドファンディング
【過去問】
Q:次の説明が指し示す用語名は何か?
●直訳すれば「裏口」若しくは「勝手口」となるが、防犯・犯罪学上などでは「正規の手続きを踏まずに内部に入ることが可能な侵入口」のことを言う。一般的には、IDやパスワードを使って通信を制限したり使用権を確認するコンピュータの機能を無許可で利用するために、コンピュータ内に(他人に知られること無く)設けられた通信接続の機能を指す。
A:バックドア
日常で聞いたことがない用語もあったりする上に、
選択式問題ではないので、暗記カードのような覚え方も必要でしょうか?
ITパスポートの勉強をするなら無料勉強サイトを活用しよう!
参考書でなくても、一問一答で勉強できる道場型の
無料勉強サイトやアプリが公開されているので、ぜひ活用してくださいね!
私のおすすめの勉強サイトを一つご紹介しますね!
ITパスポート試験ドットコム

平成21年から最新の令和2年秋期の最新過去問まで、過去問をひたすら
解きまくることができます!
合格者のコメントも載っているので、勉強法など
ぜひ参考にされてください!
まとめ

いかがでしたでしょうか?
ITパスポートは難易度が低いということもあってか
受験者も多く、無料勉強サイトやアプリが豊富に公開されています。
コツコツ1日1~2時間ほど、キャリアアップの第一歩として学習し
ぜひITパスポートをGETしてくださいね♪